世界の童謡
世界の童謡紹介
ここでは、世界各地の童謡を紹介していきたいと思います。
世界中のさまざまな童謡を聞いて思ったことは、それらは子供だけではなく、幅広い層に向けられて作られているということでした。
それはなぜかというと童謡のテーマが、「愛」だったり「郷愁」だったりと、有る程度人生経験がないと分からないものの場合が多いからです。
アイルランドの童謡
今回はアイルランドの『ロンドンデリーの歌(A Londonderry Air )』という曲を紹介します。
この曲のメロディーは古くから伝わる民謡で、そこにはいくつかの歌詞が付けられています。ここではウェザリーの歌詞を紹介します。
この曲は歌詞を見てもわかるように、純粋な恋が歌われていて、恋をする自身をりんごや野薔薇に例える表現力には、感嘆します。
1.
Would God I were the tender apple blossom
That floats and falls from off the twisted bough,
To lie and faint within you silken bosom,
Within your silken bosom as that does now!
Or would I were a little burnish'd apple
For you to pluck me, gliding by so cold,
While sun and shade your robe of lawn will dapple,
Your robe of lawn, and you hair's spun gold.
2.
Yea, would to God I were among the roses
That lean to kiss you as you float between,
While on the lowest branch a bud uncloses,
A bud uncloses, to touch you, queen.
Nay, since you will not love, would I were growing,
A happy daisy, in the garden path;
That so your silver foot might press me going,
Might press me going even unto death.
和訳
1.
もし私がりんごの花だとしたら
ねじれた枝から風に流されて
あなたのそのシルクの胸に舞い降りていきたい
もし私が綺麗に磨かれたりんごの実だったのなら
木漏れ日のローブに横たわる
金色の髪をした貴方に
それをもいでもらいた
2.
もし私が野に咲く一輪の薔薇だったのなら
軽やかに舞い、貴方にキスをするから
貴方に触れたいために、私はその芽をさかせるから
もし貴方が愛してくれないのなら
貴方の通り道に咲くヒナギクとなり
貴方のその銀色の靴で
枯れてしまうまで踏み潰してください